2023年8月4日から『トランスフォーマー/ビースト覚醒』から公開となりました。
人気映画シリーズ『トランスフォーマー』の第7作である本作では、新キャラクターとして動物に変形するマクシマルという一派が登場します。ゴリラに変形するオプティマスプライマルを子安武人、チーターに変形するチーターを高木渉が日本語版吹き替えを担当。
この二人のキャスティングは、1997年から放送されたアニメ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』を踏襲したものとして大いに話題となりました。
さらに、今作では『声優無法地帯』と題した、特別な予告編も公開されています。
この予告編はチーターの吹き替えを担当した高木渉に加えて、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』とは直接の関わりがない千葉繁、山口勝平、加藤賢崇が登場し、文字通り“無法地帯”にコメントしまくるものとなっています。
果たしてどういったこの予告編はどういった背景で制作されたものなのでしょうか?
『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』と『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の関係
アニメ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』は、カナダのメインフレーム社にて製作された全編3DCGのアニメ『BEAST WARS: TRANSFORMERS』に、日本語吹き替えをつけて放送したものです。
全26話で構成され、続編として『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』と『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ』も制作されました。
主人公であるオプティマスプライマル(日本語版ではコンボイと名前が変更になっている)の吹き替えを担当したのは子安武人、チーターに変形するチータスを演じたのが高木渉と、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』と同じ布陣、これが本作のキャストが話題になった理由です。
また、『声優無法地帯』予告編に参加した山口勝平はネズミに変形するラットル、千葉繁はティラノサウルスに変形するメガトロン、加藤賢崇はハチに変形するワスピーターのキャストとして本アニメには登場しています。
予告編が作られたのはこういった経緯からだったんですね。
予告編が『声優無法地帯』になった理由
アニメ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』は、声優によるアドリブが多いアニメ作品でした。
海外で映像製作がなされ、完成した映像に声優たちが演技をのせた本作。作中では声優によるアドリブが次々に繰り出され、その無法地帯っぷりは、メイン視聴者である子供たちの間で大いに話題となりました。
中でもアドリブが最も話題となったのはシリーズ第二作『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』日本放送版第26話「ファイナルリミックス・バナナをわすれた!」です。
「ファイナルリミックス・バナナをわすれた!」とはどんな物語だったのか?
既に放送されたアニーメーションを繋ぎ合わせ、日本版オリジナルストーリーとして制作された「ファイナルリミックス・バナナをわすれた!」は、最終決戦を終えたはずのサイバトロンとデストロンが、ひょんなことから“伝説のバナナの種”をめぐって再び戦うという素っ頓狂な物語になっています。
本作の見どころは終盤で展開される声優によるモノマネ対決でしょう。「モノマネの上手い奴が勝ちだ」とのメガトロンの一言からスタートするこの対決、出演声優によるモノマネが次々に繰り出されます。
中には別作品で演じた役をそのまま演じる声優も現れ、まさに『無法地帯』と呼ぶにふさわしい様相。そんな本ストーリーも結果的に本対決をサイバトロンが制し、無事“伝説のバナナの種”を手に入れて本ストーリーは締めくくられます。
ライターから一言
いかがだったでしょうか?
本記事を読んで『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』シリーズをぜひお楽しみください。
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